なが〜く寝てますか それとも短い

2018年3月13日火曜日

話のネタ

睡眠時間の長さと性格の関連は?


寝起きの悪い人もいれば、すぐに起きる人もいる。


睡眠時間にしても、人それぞれ
長かったり短かったり

なんとなく、
よく眠る人にはのんびり屋、
短い人にはせっかちというイメージがある


1971年にアメリカで、毎日9時間以上眠る人と5時間以下しか眠らない人を新聞で公募し、彼らの性格を心理テストによつて検討した調査結果では


 睡眠時間の短いタイプ(6時間未満)


有名は人では、ナポレオン

睡眠中の脳波検査を行うと
眠りの短い人は、やはり一回の眠りの質がよい

短いけれど、深い眠りができるのだ。
また寝つきが早く、夜、目を覚ます回数も少ない。
夢もあまり見ないという。

睡眠時間の短い人は活動的で、行動が素早いのが特徴
細かいことは気にしない傾向にある

また、
できるだけ面倒なことは考えず、都合のいいように行動するタイプで
比較的ストレスに強い傾向がある。

家でゴロゴロしているより、
いつも何かしているタイプ、
あるいは、落ち着きがなく見えるタイプ

職業的には、サラリーマンやエンジニアなど、現実的な職種に向き


  睡眠時間の長いタイプ(9時間以上)


有名は人では、アインシュタイン

どちらかといえば芸術家型が多い。
寝起きも悪く、いつまでもフトンの中でグズグズしている。

心理的には、思い悩むことがあると考えすぎて胃を痛くするような性格
さらに、
他人の言葉に敏感で、それに対してみずから「何とかしなければ」と考える。


しかし、画期的なアイデアや独創的な表現が得意で、
創造的な職業にはこちらのタイプのほうが向いている

思考することが得意な人が多いため、
ストレスがたまりやすく、ストレスにあまり強くない傾向がある

睡眠時間の短い人が、
自分の悩みを見て見ぬ振りをして他の現実に目を向けたのに対して、

長時間眠る人は、
悩みを直視した結果、現実がイヤになり、寝てしまうとも言える


 医学的見地で比較してみると 


どちらのタイプも深い睡眠である
体より脳が休むノンレム睡眠の長さには差がない

睡眠時間の差は、浅い睡眠である
体が休むレム睡眠の差になる

つまり、
睡眠時間の短い人は、浅い睡眠が少なく、
効率の良い睡眠ができている、ということになる


見方を変えると
つまり、睡眠の質によって性格が異なるというよりは
性格の違いによって必要な睡眠量が異なるのでは?


また、脳科学的な知見では
睡眠によって脳の組織を再生させたり、
起きている時の記憶を整理する機能があるから、
という理由が考えられる。

これらの考えから、
思考型のタイプに睡眠時間が多いということが言われているようだ