あなたは、牛それとも馬なら
「太るからお昼はサラダだけにしよう」
そう考えて、一生懸命、サラダをムシャムシャと食べている人
主食がわりにサラダと果物だけを食べている人
たしかに、サラダだけなら太る心配はないだろうが、
その肌はカサカサになり、体力も弱まり、すぐカゼを引く抵抗力のない幽霊のような人になってしまうだろう。
なぜなら、
サラダには、細胞の原料となりイキイキお肌をつくるタンパク質、エネルギ—源となる炭水化物と脂肪の三大栄養素がほとんど含まれていない
また、便秘を防ぐ繊維質や、貧血を防ぐミネラルも欠いており、いわゆる欠陥食品と言える。
もし、サラダだけで十分栄養をとろうとするなら、
「牛や馬に食べさせるほど」食べなければならない。
なぜなら、生野菜の栄養素は摂取しても吸収率が悪いものがあり、含まれるたくさんの栄養をうまく活かすことができないから
ちなみに、
厚生労働省で、野菜の1日の摂取量は350グラム以上と目標値が設定されている
そこで、いわゆる、お袋の味である
イモの煮ころがし、きんぴら、ふろふきダイコン、カボチヤ、肉じやが、ニラなど、熱を加えて料理するのにもってこいの野菜がふんだんにある。
加熱調理することでカサが減るのでたくさんの野菜を食べることができる。
また、βカロテンなど、油で調理すれば油溶性ビタミンの吸収率が良くなるメリットもある。
さらに、加熱調理したほうが強い抗酸化力があるとも言われており、摂取した栄養素は温野菜の方が人間の体に吸収されやすいものもある。
しかし一方で、
身体に入ってきた栄養素は効率的に吸収できるとしても、加熱する際に、ビタミンB群・ビオチン・葉酸・ビタミンCなどの水溶性ビタミンやポリフェノールなど失われてしまう栄養素もある。
そのため、水溶性ビタミンを調理する場合は、加熱時間を短くするなどの工夫も必要となる。
サラダだけでなく、加熱調理をした味のある野菜もどんどん食べましょう。
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