具だくさんの「みそ汁」お願いします
昭和生まれの日本人にとって
みその香りほど食欲をそそるものはない
特に、朝の「みそ汁」
日本人に生まれてよかったと感じる瞬間
しかし、みそは塩分が多く、チラミンという血圧を上げる物質を含んでおり、高血圧のもとになっていることも事実
じゃあ、どうすればよいか。
「み」の多く入つたみそ汁を、できるだけ小さなお惋でいただく
こうすれば、
みそ自体のダイズの栄養価をそのままに、
塩分の摂りすぎを防ぐことができる
というのは、みそ汁の味から塩分の濃度は、
しょっぱいので0.9%、
水っぽいので0.7%、
ふつうで0.8%
みそ汁をガボガボ飲み干したり、量を多く摂ることが、
塩分過剰につながるということ
おいしいからといって、おかわりをすれば ・・・
さて、問題の「み」には、
有効な繊維成分を含む根菜や里イモなど、
栄養効果の高いものをたくさん入れよう
野菜だけに限らず、ダイコンやニンジンの千切りに、ゴマ油と七味トウガラシを加えるという、しゃれたみそ汁もあるらしい
これからは、
具のプカプカ浮いた「飲む」みそ汁とは「さようなら」をして
そして、みそ汁を「味わい、食べる」です。
みそ汁は、悪者じゃない
味噌は大豆と麹・塩を原料とし、タンパク質、炭水化物、ビタミン、ミネラル等を豊富に含み、他にもペプチド・アミノ酸のタンパク質や、イソフラボン、サポニン、酵素、食物繊維、リノール酸など健康に良いとされる栄養分も多いまた、発酵しているので、酵母や乳酸菌などの栄養素を含み、更に体内へ栄養を吸収しやすい
さらに、味噌はカロリーが低く、女性には嬉しいビタミンEや葉酸も含まれている
塩分が高めという点はあるが、
脂質も低く、健康面以外にダイエットや美容面も効果的なんです
みそでこんな良いことが
老化を防ぐ過酸化脂質が体内で増えることで老化が促進されます。
そこで、味噌に含まれるビタミンEやイソフラボンの抗酸化作用により、過酸化脂質が体内で増えることを防ぐことが出来ます。
また、サポニンや味噌の褐色の色素には、酸化を抑える働きがあることも期待されています。
ダイエット効果
食物繊維は腸内を綺麗にしてくれるので便秘解消につながり、ダイエット効果が期待されています。
コリンには肝機能を高める働きがあり、肝臓に脂肪が蓄積されるのを防いでくれる為、脂肪肝で悩む方には、おすすめです。
また、タンパク質のひとつであるβコングリシニンには、血中の中性脂肪を低下させる働きがあるとも言われています。
コレステロールを抑制
サポニンはコレステロールの上昇を抑制する効果があると言われています。
また、リノール酸と大豆レシチンにも、血中コレステロールの上昇を抑える効果が期待できます。
美白効果
リノール酸には、しみ・そばかすの原因であるメラニンの生成を抑制する働きがあると言われている。
これ以外にも、
みそ汁をほとんど措らない人の胃ガン死亡率は、毎日摂る人1.5倍もある、という報告もある。
これは、みその釀造中にエステルと呼ばれる物質ができ、それがガンの予防効果を示すものと考えられている。
また、タバコを吸う人には、みそ汁がニコチンの中毒を防ぐので良いといわれる。
もう、みそ汁サマサマだ。
上手にみそ汁を利用すれば、こんなバランスのとれた食品はないのではなかろうか。
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