貧血の敵 鉄ナベ

鉄欠乏性貧血って

貧血は、栄養が不足することで起きることがあり

なかでも一番多くみられるタイプが「鉄欠乏性貧血」で
貧血の70～80％が、鉄分が欠乏するために起きる鉄欠乏性貧血

体内で鉄分はつくることはできません。

毎日、使用済みの壊れた血液と一緒に体外へ捨てられるので、食べ物で絶えず補給しなければ　・・・　当然　足りなくなる

とくに女性は、月経による大量出血がある。その出血量は、期間を３日〜１週間として、約60ミリリットル。1年間では720ミリリットルにも

ちなみに
日本の若い女性は30％が貧血だと
欧米の諸都市では10％に対して、多すぎませんか？

顔色が悪く、めまいがしたり、疲れやすくなっているに、偏食や朝食抜き、あるいはダイエットなどで、ますます鉄分の不足しています　・・・

そこで、好き嫌いを抜きにして、鉄分のタップリある食べ物を摂るようにに心がけてみませんか？

レバーやホウレン草が貧血にいいことは知っていても　・・・
そこをぐっと我慢して、やっとの思いで食べている　そこのあなた

そういう人たちに、大きな味方を紹介します。

貧血の敵　鉄ナベ

それは、鉄の調理器具

どこの家庭にもある鉄ナベ、鉄の包丁、フライパンを使った調理によって、料理に鉄分の補強ができます。

アメリカでは、鉄のフラィパンを使うと、100グラム当たり2.4ミリグラムもの鉄分が溶け出して、体内に入ることが報告されています。

１日の鉄分の必要量は、男性１ミリグラム、女性1.5ミリグラム
ところが、
腸から吸収される鉄分は、食べ物から摂取できた鉄分の約10%
したがって、
実際には 1日に10〜15ミリグラムが必要

鉄分の多い食べ物の代表は、ホウレン草
これは鉄分だけでなく、繊維素、ビタミンA、B、Cも含んでいます。

そのほかにも、レバー、ひじき、あさりの佃煮、丸千し、コンブ、キクラゲなど

さらに、とっておきを紹介しましょう。


まず、ドライプルーン

ドライプルーンは、西洋スモモの乾燥果実のことで、生の果実よりはるかに鉄分を含んでいる。

100グラムのドライプルーンの中には、鉄分が3.9ミリグラム
また、自然の形で摂る食べ物だから、胃腸も悪くならず安心

めやすは1日10個ほど

それから、キンシン菜

乾燥したキンシン菜100グラム中に、鉄分がなんと、24.3ミリグラム
これは、なんとホウレン草のざっと10倍です。

乾燥したキンシン菜は水につけてもどしてから料理
この戻し水には鉄分が溶けているので、
つけた水が黒くなる捨てずに、スープなどの料理に利用しよう
（ただし、一度に大量摂取すると中毒を起こすことがあるので要注意）

生のキンシン菜は中毒をおこすことがあるので使ってはいけません。

鉄分を多く含む食材と鉄ナベで、鉄欠乏性貧血をやっつけよう。